ノトツグでは、part3「能登の木で日本酒を仕込もう!」と「日本酒造りで何か社会課題解決できないか」と考え、同じく1次産業であり木材の活用方法で課題を抱えている林業とのコラボを考えました。
一方で、現代の酒蔵の主流は木材を使った仕込みではなく、ホーロータンクといわれる鉄やステンレスでできた機材で日本酒の仕込みを行うものであり、木材加えて、「エソヒバ」に拘った仕込みというのは、酒造側にとっても大きなチャレンジが必要でした。
そのようなチャレンジングな企画の中で、ご協力いただいたのは石川県能登町に位置する能登を代表する清酒「竹葉」を製造されている「数馬酒造」でした。
木材を使った仕込みであるならばと、昔ながらの手作業で水と米と米麹だけで、4週間かけて造り上げる「生酛づくり」という製法をあえて採用いただき、沢山の時間をかけて丁寧に製造いただきました。
商品の企画段階から数馬酒造の皆さまと試行錯誤をしながら、共にプロジェクトを進め、約10か月かけて500本の「能登継」が誕生いたしました。
味わいは酸味が高いのと、木枡の香りがついているのが最大の特徴で、日本酒というよりむしろ完全に白ワインだと思ってください。日本酒と思って飲むと違和感があるかもしれません(笑)
本商品の販売は、数に限りがあるため2023年4月7日~9日、東京丸の内KITTEにて行われる催事にて、限定60本のみ2500円(税込)で販売を行います。
その後の販売方法等は未定ですのでご興味のある方は、適宜当社のHP、Facebookをご確認ください!
※4月7日~9日のKITTE催事の詳細はこちらをご覧ください。
↓完成写真です。
↓仕込中の写真になります。(酒母(日本酒のアルコール発酵のもととなるもの)の状態)
↓添(手作業で段階を踏んで原料の量を増やし、環境の変化に対応させながらもろみを仕込んでいく作業)の様子です。
↓仕込直後の様子です。
Comments